その時とれた野菜を、とれただけ、みんなに分配してパック野菜として届けられます。

その時とれたもの。たとえば
2021/5/8 春大根・リーフレタス・小カブ・小松菜・ホウレンソウ・うまい菜・ワサビ菜・サニーレタス・葉玉ネギ・ネギ・ルッコラ・ラディッシュ
2021/8/28 ナス・ピーマン・トウガラシ・エンサイ・オクラ・パプリカ・丸ナス・ニガウリ

何が欲しいか、何が好きかなんてお構いなし。

見たこともない野菜が届く→「その1 思いがけない野菜が来るから楽しい」

同じ野菜が毎週届く →「その3 同じ野菜が毎週続くから楽しい」

端境期にはろくに野菜がない →「その4 端境期には何もないから楽しい」

悲喜こもごもの野菜生活

私たちは「選べないこと」を選んでいます。
でもそれが楽しいのです。

パック野菜は楽しい その1
思いがけない野菜が来るから 楽しい

「なにこれ?」という知らない野菜が入っていることが…

どうやって調理するの?どうやって食べるの?ベテランに聞いたり、本やネットで調べたり

→苦労はあるけど料理のレベルが上がる

例えば、
ニンニクの芽→漫画を見てね!
空心菜またの名をエンサイ
ザクザク切って炒めて塩コショウ!
生でドレッシングをかけても OK!
ずいき
皮をむいてサッとゆでて酢水に浸して冷蔵。下処理で精力を使い果たすけど、あとは冷蔵庫から取り出して、絞って和風にたいたり、豚肉と炒めたり、甘酢漬けやマリネにしたり。下ごしらえの苦労が報われる便利野菜。

これってフツーに店に行ったら絶対買わない。パックに入っているから(仕方なしに)調理する。意外といける。実はおいしい!
こういうものを食べられるのは安全農産のパック野菜だから。これは貴重な体験。食卓がにぎわい、知らない野菜の味を楽しむきっかけになる。何より家族の健康の源!!

パック野菜は楽しい その2
旬の時期にたくさん来るから 楽しい

山盛りの野菜を見たとたんギブアップ
おおすぎるよー!!

気を取り直して
たくさんあるからたくさん使っちゃえ!

でもその前に、野菜をチェック

傷みやすそうなものから調理しよう
ニラはすぐ傷むからニラ卵かな
菜っ葉はまとめてゆでて刻んでおくと、
炒め物やおひたし冷蔵庫で3日はいける
トウガラシは小口切りして醤油・みりんで佃煮風に
ネギはぶつ切りでフライパンで焼く。
肉と炒めてもいいかも
…と、どんどん品数がふえていく
→食卓に野菜が満載! 満足!

あらら…使いきれない
そんなときはひと手間加えて保存しよう
意外とそのまま冷凍できる
ニラ(3センチに)、唐辛子、ネギ(小口切り)ピーマン、玉ねぎ、にんじんは小さく刻んで冷凍 ミックスベジタブル完成!
トマトはピューレにして冷凍 まるごとでもOK。カボチャ、里芋は一口大に切って冷凍。そのまま台所の隅に転がしておいてもO.K.
これで旬が終わっても安心。安心。

パック野菜は楽しい その3
同じ野菜が毎週続いたりするから楽しい

「また来た…」しかも2束も入ってる
同じ野菜が続きうんざり
また昨日と同じメニューなんて「やだ」
もう飽きたよ~

何か良いアイデアはないかなー。
そうだ!ネットで検索してみよう。
あれもよさそう、これもよさそう。これは面倒。これは簡単。
見ているうちに作りたくなってきた。

あっ、これやったことないけど試してみよう。

冷凍庫にも何か入っていたっけ。

奮闘しているうちについにメニューが決定
やってみたら大成功!→新しい食べ方をゲット!

シシトウ続きだったら、
おとといはフライパンで焼いて塩味
昨日は醤油とみりんで煮つけ
今日は細切りして小麦粉でチヂミにする
冷凍してある練り物やチリメンが助っ人

なんか、料理研究家になった気分

パック野菜は楽しい その4
端境期に何もないから 楽しい

「え~」と言うぐらいパック野菜のコンテナがからっぽの時もある。
それって端境期。

春夏秋冬と季節がめぐるから季節に合ったいろいろな野菜が来るけど、季節の変わり目などにはどうしても野菜ができない時期がある。

生産者の皆さんに何とか工夫して作ってと頼むけど、作るのが難しい時期はみんな難しい。有機農業は慣行農業よりずっと難しいことが多い。

それならこっちで備えよう
その1 根菜を買い込んでおく
その2 たくさん来たものを冷凍しておく
その3 漬け物など発酵の技を使う
その4 トマトピューレなどを備蓄する
その5 切り干し大根、切り干しニンジンなど乾燥野菜を備蓄する

メニューは
カレー、ハヤシライス、肉じゃが、根菜のきんぴら、野菜スープ、切り干し大根で煮つけや甘酢漬け…まだまだある
→どうやって切り抜けるか、「ゲーム」と思ったら楽しい