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目的の実現に向けて
食べ手と作り手とが、ひとしく会員となる 流通 を作りました:安全農産供給センター

そして安全農産供給センターは3つの活動を行っています。

  1. 食べ手 が 作り手 の現場 を支える
  2. 食べ手 と 作り手 の協働 (体験の場や援農)
  3. 食べ手 へ 作り手 からの情報発信、教育と交流の場づくり


1.食べ手 が 作り手 の現場 を支える

持続可能な食・農・環境を人と人とが支えあう暮らし を実現する
そのためには、食べ手 が 作り手 の現場 を支えることが必要です。
土の循環力を大切にした作り手が増え、環境保全したい食べ手が増え、その買うもの・食べ方が変われば、温室効果ガス発生の抑止につながり、私たちの腸内環境も良くなります。
作り手をどんなふうに支えればいいのでしょう?

たとえば 1 「野菜を選べない年間登録制 がわたしたちの免疫をあげるワケ」

普通?は料理に合わせて野菜を購入、宅配注文だって野菜を選ぶ。
けれど私たちの会・センターは野菜注文を年間登録制にしています。
年間登録制は 「生産者を支える仕組み」です。

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作り手の野菜を全量引き取ります。その野菜を、食べ手登録者数で割る。
毎回価格が違う。どんな野菜が来るかわからない。「生産者を支える仕組み」です。
登録者の数にあわせて、作付け(種をまく数)は生産者・消費者・安全農産供給センターとで調整。
余分は作らず、生産者の負担を減らす。
「価格競合」はこの会に、ありません。

価格も、生産者・消費者・安全農産供給センターとで調整。

それでも気候によって不作・豊作があり、
会の生産者は近畿近郊だから(運送エネルギーを使うのを避ける)
同じ野菜が続くことも。

会員は、野菜料理教室を開き、食べ方の工夫をわかちあう。
旬野菜に合わせた料理がいつのまにか作れるようになり
家族の健康と免疫力もオマケについてくる。

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たとえば 2 支える基金「農業基金」・「縁故米運動寄金」

私たちは、基金を作りました。
作り手が機械の購入や獣害柵を作るのに必要なお金を運用しています。

農業用器機や獣害防護費用。個人が負担するには莫大な金額がかかります。

会員から預かったお金を基金として、無利子で申請者に融資をしています。

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一般の無農薬米は、1 回除草剤を散布していることが殆どですが

会の生産者会員は、一度も散布せず水稲栽培されています。

広い田んぼを除草するのは大変。
除草機を購入するのもとても大変。無農薬米を食べることは、家族の健康を守るためだけではなく無農薬米をつくりつづける場所の環境と人を守ること。

だからこそ食べ支えることが必要なのです。

縁故米基金:米作りに特化した基金も運用しています。

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たとえば 3「会う-有機農業の現場。知る-食・環境の実際。」

届く先の顔が見えない、作った人の顔がわからない、そのような「たべもの」が世の中にあふれています。もし届く先の顔がわかっていれば、「偽装」なんてできないはず!

だからわたしたちは作り手と食べ手が会うこと・知ることを大切にしています。

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作り手訪問・作付会議(次年度何をどれだけ栽培するかの調整)を食べ手・作り手・流通の3者が集まって実施しています。
有機農業の現場・食・環境の実際を知ることは、未来をつくること

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2.食べ手 と 作り手 の協働 (体験の場や援農)

持続可能な食・農・環境を人と人とが支えあう暮らし を実現する。
そのためには、食べ手 と 作り手 の協働(体験の場や援農)が必要です。
生産者を訪れる。援農する。食べ手と作り手との繋がりが薄くなれば「農産物」は「商品」になってしまいます。
現場に行って、作り手の顔や畑を見て農の体験をすることで「農産物」が「食べ物」へと変わっていきます。
届く野菜を見て、作り手の顔・汗・畑の風を思い出す・・・「農」を通じて「ひと」の関係性はゆたかになります。

たとえば 1 「援農」・・・「薬まかんかったら、草引きどうしようねえ。」

農薬の健康への影響を話し、「農薬をまかずに米・野菜を作って下さい。」と頼んだある日の、農家のおばあさんの声です。1970年代、無農薬など想像も出来ない時代でした。
農薬散布は当たり前だったのです。
その声を聞いてから、会員が農家さんのお手伝いに行きはじめました。
応援の援・ご縁の縁をあわせた気持ちで。
今もトマト援農・加工援農(みそ・たくあん漬けその他)に会員が足を運んでいます。

たとえば 2 「農業教室」

会は二箇所で農業教室を営んで来ました。
ひとつは三重県伊賀市白樫に会の生産・体験学習農場にて。もうひとつは京都府南丹市垣生にて。
一年を通しての農業教室では、米作りの1から10まで体験します。
ぬかるみに足をとられながら、腰がだるくなりながら、「栽培すること」の大変さと喜びとを体験しています。
作り手の想いを、想像する一助ともなっています。

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1)SAKURAのHPのトップ「この指とまれ農場」の中の「愛農 2017.7」の PDF へ。
2)SAKURAのHPのトップ「NANTAN 委員会」の中の記載をコピペする。

3.食べ手 へ 作り手 からの情報発信・教育・交流の場づくり(会と安全農産供給センターが協働で実施しています。)

月刊誌あんてな
weeklyセンターニュース
(安全農産供給センター発刊)
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などの媒体を使って情報共有し、会と安全農産供給センターの趣旨を伝え続けています。

持続可能な食・農・環境を人と人とが支えあう暮らし を実現する。
そのためには、食べ手 へ 作り手 からの情報発信、教育と交流の場づくり が必要です。
支え合いを継続するには、現状を知ることからはじまります。
知っている人・思いを同じくする人を増やすことで、生産農家が守られ、環境と生物多様性が守られます。

たとえば 1「知る:世界の胃袋を満たすには化学肥料を使わざるをえない?」

窒素・カリウム・リン酸、これらは野菜に吸収されやすく、ゆえに大きく・増産が可能です。
けれども根が伸びずとも吸収されるゆえに、根にくっついて生きる微生物たちの生きる場所がなくなってしまうのです。
ゆえに土の中の生態系が壊され、保水力・保肥力がなくなります。
また必要以上の肥料は野菜に吸収されず地下水をとおって水を汚染します。

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化学肥料の原材料は地下鉱物であり、日本は輸入に頼っています。
しかしそれらも枯渇しつつあり禁輸する国もではじめました。

なによりも・・・世界で作られている穀物の多くは、飢える人の手に渡っていません。飼料や甘味料として使われています。
その買い付けには、グローバル企業や商社が大きく関わっています。

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たとえば 2「知る:海外の事情」

温室効果ガスの発生の 1/3 が農業・畜産・それらの運搬によるものと言われています。
飢える人と太りすぎで病気になる人(加工食品しか買えず太ってしまう)、両方が貧困層です。
生産物の1/3が廃棄され、その焼却にエネルギーを使い、メタンガスを発生させています。

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日本は世界人口の2%に過ぎないのに、世界で輸入される1割のトウモロコシを輸入しています。
(飼料・甘味料にその殆どが使われています。)
わたしたちは「わたしたちの食べ方」を変えていく必要があります。
ヨーロッパの多くの自治体で公教育でのオーガニック給食が実施されています。
肉・魚を減らし豆・野菜を増やすことでカロリーと経費の両方をこれまでと変わらず、しかも温室効果ガスの抑止に貢献しています。

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たとえば 3「わかちあう:野菜の食べ方や保存」・・・そうはいっても沢山きた野菜をどうやって食べたらいいやら・・・と悩む人も

昔の人も沢山出来た野菜を上手に加工保存して、次の食に活かしました。
使い捨て時代を考える会では、会員同士が智恵を分かち合います。
長年の経験を活かした料理教室・保存食作りの場を大切にしています。

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有機農家や加工業者の生産現場と家庭の台所をつなぐために4つの取り組みを進めています

  1. 消費者が生産者の現場を支える仕組みの運用
  2. 有機食材を家庭に届ける仕組みの運用
  3. 体験の場や援農の仕組みの創出
  4. 情報発信、教育と交流の場づくり
 多岐にわたる活動の主だったものは、このサイトの活動紹介にまとめられていますので、どうぞご覧下さい。
  ここでは一つ手短に例をあげます。
  手作り味噌作りです。なんだささやかな、と思われるでしょう。しかし、その作り方には、具体的な味噌作りを超えて、会のあらゆる活動に浸透している精神があります。 
手作り味噌作り
  この会の特徴をよくあらわすものとして手作り味噌作りがあります。今では、スローフードの一つとして認知されている手作り味噌作りですが、この会では1974年3月に第1回目の講習会を持ちました。国産大豆と会員生産者の麹(こうじ)で作る味噌は絶品です。
 「味噌には味噌の論理がある。熟成を待たずに、インスタントに自分の論理を押し付ける時、矛盾は拡大し、逆に自分の存続の基盤を破壊する。それは現代文明のすべてにあてはまるのではないだろうか」
 さらに詳しくは会の創設者の一人槌田劭が、書いている文を抜き出しましたので、リンク先をご一読ください。