縁故米基金の使い道
毎年縁故米基金を集めていますが、「何に使われているの?」という質問を受けました。総会で報告するとき以外はお知らせすることがありませんでしたので、これまで何に使われてきたかをここに報告します。大きくは委員会としての備蓄米購入と無農薬米生産維持に対する支援に使われています。
備蓄米の購入
気候変動や災害によるお米不足に備えて委員会として備蓄しています。
委員会として毎年センターから備蓄するためのお米を購入し、翌年にセンターへ売却することを繰り返しています。センターでは供給や加工に回し、備蓄米を更新して古米にしない工夫をしています。なお、2025年の縁故米委員会でセンター供給量の3か月分を上限に備蓄することに決定しました。基本的には翌年にセンターに買い取ってもらいます。
生産の維持
無農薬米生産を維持するための農機具の更新や、供給する米の質を高める手段への活用です
・水田用除草機、色彩選別機などの購入(生産者)2016~2022年20万円×8件=160万円
・色彩選別機導入(センター)2013年245万円・食味検査(センター)2015~2021年799,128円
天災などによる被害・傷病への経済的支援
これまで傷病で米の生産ができなくなり人を雇った(2件)、豪雪で米育苗のハウスがつぶれた(1件)、除草用の合鴨が獣害で全滅した(1件)が対象となっています
2016~2022年20万円×3件+48,600円×1件=648,600円
消費拡大や啓蒙のためのキャンペーン
学習会・集会・生産者訪問ツアーの実施や広報媒体作成など
・学習会、生産者訪問ツアーなどお米関係の企画への補助2014~2024年464,541円
・2018年パンフレット増刷、2019年リーフレット制作56,010円
縁故米運動とは
1993年冷夏による米の凶作・1995年国の食管法廃止により米の生産が不安定になった時代に、使い捨て時代を考える会は「自分たちのお米は自分たちで守ろう」と、2006年に縁故米運動を始めました。
「消費者会員は、生産者会員が安心して作り続けられる価格と、安定した消費を約束し、生産者会員は持続的に稲作を続ける約束をする」ことを運動の基本としています。始まりから20年経った今も、自分たちのお米を自分たちで守るために、ますます縁故米運動の重要性が高まっています。