私たちとは・・・

種子と生態系を守る有機農業の担い手とともに、「暮らしかた」を問いかけていく会です

私たちはどんな団体なのか

 団体名からの連想で、リサイクルの会なのかな?と思った人も多いと思います。実際、会員にはモノを大事にする人は多いです。とはいえ、実は、この「使い捨て」という言葉にはもっと広くて多岐にわたる意味がこめられています。

 今から40年以上前に大量消費の社会のありように疑問を投げかける形で設立されたこの会の具体的な活動は非常に多岐に渡りとても一言で説明できませんが、一言でいえばこの会は、人と自然とのつながり、さらには人と人とのつながりを、その時代その時代を見据えながら、具体的な足元から再創造していこうとしています。

 農業や食べ物の問題、環境問題など、様々な活動を行なっています。この会を母体とする安全農産供給センターは、各会員の家庭や会員団体に有機食材を届けています。

 手前味噌作りをはじめ、有機農産物の共同購入や、会の農場運営などの取り組みを通じて、ひとりひとりの暮らしや生き方を見つめ直そうと呼びかけています。生産者と消費者が、ともに喜び合える関係を築いていきたいと思っています。

 活動内容に関して詳しくは活動紹介のページをご覧下さい。

私たちの成り立ち

それはリアカーでの古紙回収から始まりました。

 1973年、石油や化学エネルギーに依存した現代社会に疑問をもつ中で、モノや人が使い捨てされることのない社会の実現を目指し、使い捨て時代を考える会は京都に設立されました。

 「成長の限界」(ローマクラブ)が言われ、水俣病をはじめとする産業廃棄物による公害が表面化し、大量生産・大量廃棄型の従来のシステムに異議が唱えられた時代です。

 この時代に提出された問いは、核心部分は今でも有効で、解決されずに問題は先送りされて残ったままです。

 この会は、このような「時代」を、うつろう表層に惑わされずに正面から見据えていこう、というところからはじまっています。

 では、なぜ「考える」であって、「なくす」ではないのかという疑問も生じると思います。実は、この言葉には、リーダーからの「なくそう」というトップダウン型でなく、まずは各人各人それぞれの自覚と創意工夫から物事をすすめていこう、という願いがこめられているのです。

 上記のような考え方をを私たちは「健全な非常識」と呼んでいます。しかしある意味、動的で実践的な姿で「常識」をとらえようとしている、といえるかもしれません。

 以来私たちは、食と農、健康、環境問題などさまざまな活動に取り組んでいます。

 
 1973年 古紙回収をはじめる
 1975年 安全農産供給センター設立
 1976年 実験農場この指とまれ農場設立
 1978年 味噌造りを会事務所ではじめる
 牛乳パック回収・リサイクル始動
 「おかえりティッシュ」として販売
 同時期石けん運動も。
 京都市給食食器洗浄を石けんで実施する
 道筋をつける。
 2001年 
NPO法人設立。
 2003年 
30周年記念行事
@京都新風館
 2008-2018年 京都府地域力推進受託
 事業。南丹市垣生地区コミュニティ
 作りに携わる。
 2015年 京都府第
1回食育のたね交付金
 受託事業「発酵の不思議・味噌」
 2016年 京都府第
2回食育のたね交付金
 受託事業「発酵の不思議・甘糀」
 2016年 京都市はぐくみ憲章事業者部門
 受賞。(食育取り組み実践にて)
 2016年・
2018年 収穫感謝祭
@知恩寺
 2019年 日本有機農業研究会全国大会
 @大津市 実行委をつとめる
 2019-20年京都府男女共同参画課
 受託事業 事業推進力
up連続
WS開催 

持続可能な食・農・環境を

人と人とが支えあう暮らしを

実現する

使い捨て時代を考える会の目指すこと