からたち 大澤菜穂子さんのお話し 後配信受付中

【感想 高槻市会員 Yさん】
水俣のからたちのお話は以前にパタゴニア京都でも、大澤基夫さんからお聞きしたことがありましたが、今回は現在のからたちの話、大澤菜穂子さんのお父さん大澤忠夫さんにもZOOMでご参加いただき、京都から水俣に移ってこられた48年前の話、MINAMATAの映画のこと、水俣の新しい未来についてなど幅広くお話があり、もっと水俣のことを知っていきたいと思いました。

私自身は2003年ごろに水俣で槌田先生のツアーで、精華の学生として、チッソ工場見学、公立の資料館、民間の資料館、乙女塚、ほっとはうすなどを見学したのが水俣との出会いです。一番驚いたのは、自分には関係がないと思っていたチッソが作っていると見学で紹介したものが液晶の中身の液体だったことです。そしてそれはかなりのシェアを誇るそうです。テレビ、携帯、パソコンなど毎日自分が使っているものに、チッソの商品が入っているかもしれない。関係がないと思っていたけれど、実は加害者側の人間に近いというのは衝撃でした。

菜穂子さんのお話の中で印象深かったのは、「根っこにあるのは、水俣を知ってほしい、水俣を忘れないでほしいということ。甘夏やはちみつは、その道具。根っこでつながりたい。」という話です。つい甘夏(安全農産でいうと野菜や卵など)に、目が行きがちですが、そうではなく、伝えたい思いや大切にしたいことでつながりたいというのは、本当にとても良いヒントをもらいました。会場で出していただいたからたちの甘夏かりんとう、水俣の紅茶、手作りの甘夏ピール入りのパンも大変おいしく、子どもも喜んでほおばっていました。ありがとうございました。

ー コロナ禍の食と農 第17回 ー

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甘夏作りにかける想いと

水俣のこれまで・これから

からたち 大澤菜穂子さんのお話し後配信

後配信の申し込みお待ちしています。後配信 500円です。

主催;使い捨て時代を考える会(京都市下京区富小路通仏光寺下る筋屋町141)

電話 ; 075-361-0222

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主催:使い捨て時代を考える会コミュニティカフェプロジェクト