いま縁故米基金を募集しています。会員歴の短い方にはピンとこないかもしれませんが、縁故米基金は生産者のお米生産を支え、消費者のお米を守るために20年前に創設された基金です。
昨年、急にお米が足りなくなり、店頭からお米が消え、米価が高騰するという「令和の米騒動」がありました。同じような米騒動が1993年にも起きて、センターのお米もなくなってしまったことがありました。消費者に配るお米がなくなったのです。そのことがあって、自分たちのお米は自分たちで守ろうと、縁故米運動推進委員会(通称;縁故米委員会)を立ち上げ、縁故米運動が始まりました。2006年のことで、いまから20年前です。
「消費者会員は、生産者会員が安心して作り続けられる価格と、安定した消費を約束し、生産者会員は持続的に稲作を続ける約束をする」ことを基本にして活動を開始しました。そして縁故米基金が創設され、基金によって生産維持のための支援やお米の備蓄などを行ない、生産者と消費者が手を結んでお米を守ることを具体的に進めてきました。昨年、この運動に参加している生産者・消費者は米騒動とは無縁でした。年間登録して生産者を支えてきた消費者はお米の心配をしなくて済み、生産者は米価の上下変動に気を揉むことはありませんでした。
センターは生産者と消費者とセンターとで決めた米価でお米を扱っています。世間とは関係なく、センター独自の価格で、2006年から20年間上りも下がりもせずにその価格を維持してきました。しかし昨年ついにセンターも米価を上げました。気候変動の影響でお米が作りにくくなり、収量が落ちてこのままでは生産に支障が起きるということで、米価を上げざるを得なくなったのです。今の社会は米価が下がって、もう農業はやれないというところまで来ていますが、会生産者がそのような事態にならないように値上げしました。お米を作ること、お米を食べることを持続可能にするための値上げです。
また委員会では、いざという時に備えて3か月分のお米を基金で備蓄しています。その備蓄米が古米とならないように、一部を加工に回し、新米の供給を1ヵ月遅らせることで、毎年備蓄米を更新しています。この備蓄・更新は、センターの努力があって可能であることも記しておきたいと思います。
自分たちの食を自分たちで守るために、ぜひみなさんもこの活動に参加してください。基金に寄付をすることで参加できます。
(縁故米運動推進委員会)
年間登録と縁故米基金募集ぜひご協力ください!
現在2026年産米の年間登録を進め、基金を集めています(OCRで募集)
なお基金は昨年までは購入量に対して20円/㎏と一般1口1,000円の2本立てでしたが、今年度より1口1,000円に1本化しました。
センターでお米を注文されない方でも寄付によって縁故米運動に参加できます。
『お米農家の話を聞く会』お米の勉強会を11月に開催します
2026年産の「概算金(JAグループが米の集荷前に農家に前もって支払う)」が前年度から大きく下落しています。
新潟市では約40%下落、滋賀県JAグリーン近江では44.6%下落、JA京都では45%下落しました(京都新聞9/8朝刊より)。
農機具や燃料・肥料の価格が全て上昇している中、生産コストを下回る恐れがあります。
米価・流通・田んぼの未来について学び合い、会の縁故米運動の意味を問い直すことを目的に、会の生産者から学ぶ時間を持ちます。
是非ご参加下さい(2回連続で開催予定。)