本当に大切なもの 食・農・こどもたちの未来 そして私たちの暮らし NPO法人  使い捨て時代 を 考える会

 

更新 2019 .4。23

2013年/11/26関電京都支店との話し合い記録

        関電側;         3名

        使い捨て時代を考える会;4名(槌田、山 田、松良、和田)

 

  事前に質問書をファックスで送り、文書回答を求めたが文書 回答はなし。質問書に沿って進めた。

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質問書

 

【質問1】防災・避難 計画についての質問

 

1)避難計画については、立地自治体についてのみ具体的に 語られていますが、放射能に県境はありません。原発からの距離を考える必要があります。たとえば舞鶴市が立地自治体並みの安全協定・避難 対策の対象であるべきなのではないでしょうか。貴社の見解をお聞かせください。

 

2)避難計画について自治体と相談しているとのことです が、どの自治体とどのような相談をされていますか。避難については国や自治体に任せているような印象ですが、原発を所有し運用している貴 社としても責任ある立場にあり、独自の計画を立てるべきと考えます。この点についてはどうお考えですか。避難計画を立てるための部署をお 持ちですか。

 

3)今年9月の台風で日 本原電の高速増殖炉もんじゅにつながる道路が通行止めになり、もんじゅがある白木地区が孤立しました。また光ケーブルが切断してもんじゅ のデータ通信が止まりました。このような災害も想定していますか。

 

4)事故が起きた時、住民が避難する道筋は確保できていま すか。避難交通手段について考えていますか。避難のバスが確保できないと自治体もバス会社も言っていますが、このことをどう思われます か。

 

5)滋賀県琵琶湖環境科学センターの試算によると、美浜原 発、大飯原発が福島原発級の事故を起こした場合、琵琶湖南部では飲料水の放射性ヨウ素の量が1週間にわたり摂取制限基準値を超えるという 発表がありました。飲み水対策は考えていますか。

 

質問2】廃炉に関す る質問

 

1)使用済み核燃料の処分ができないと従来から言われてお り、小泉純一郎元首相だけでなく管直人元首相も、それを理由に原発即ゼロを主張しています。使用済み核燃料をはじめ原発から生じる放射性 廃棄物の処分については福島事故以前から大きな問題であり、想定外のことではありません。貴社は現在どの位使用済み核燃料を保有しておら れるのでしょうか。どこに、どのように保管しておられるのでしょうか。原発をもつ貴社としては当然廃棄物処分を考えて原子炉を建設したと 考えますが、処分場はどこに予定されているのでしょうか。

 

2)日本原電東海原発が廃炉を決めたにもかかわらず、廃棄 物処分ができないということで廃炉作業が先送りになりました。貴社にも運転開始以来40年を超す原子炉が2基、35年を超すものが3基ありますが、廃炉計画お聞かせください。

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以下話し合いの内容(Q;こちら側の発言  A;関電の発言)

 

Q文書での回答はもらえないのか

 

Aせっかくこうしてお会いしているので口頭でお答えする。 質問1については安全を第一にしている。防災計画は国・自治体が主体的に策定する。会社は役割に応じて、役割を全うする。自治体・国に は情報を提供する。どこの自治体と言われても、その都度答えているので具体的には答えられない。安全協定は任意で締結しているものであ る。自治体との約束で決めるもの。法に規定されているものではない。法に基づいて決まるものではなく、話し合いを慎重に続けていくものと 考えている。3)については、想定しており対策しているが、原子力保安上のことで言えない。安全に対応する部署はいろいろある。

 

Q避難バスが確保できないということは知っているか

 

A新聞報道にあるが、自治体からは言われていない。

 

Qどのように対処するか相談していないのか。再稼働に当っ て自治体と連携というが、ちゃんと相談しておくのが当たり前ではないのか。自治体の避難計画を知っているのか

 

Aバスの件については知らない。自治体が決めるので関電と してあーや、こーや言えない。

 

Qどの位の放射線レベルで避難しないといけないか知ってい るのか

 

A(答えず。知らないという感じ)

 

Q企業活動で事故が起きた時どうするのか。実際に福島の事 故が起きた。事故が起きるということを前提に再稼働を考えるべきだ。経営を先に考えているのではないか。

 

A事故を起こさないと言って起こしたのは事実だ。安全性が 確認された原発は動かしていきたい。

 

Q安全をどう確認するのか。技術的に検討するのは当たり前 だ。避難計画も立てるべきだ。免震棟は2年先にできると言っている。福島では免震棟を建てていて救われた面がある

 

A免震棟は規則にない。免震棟はさらなる安全性向上と考え ている。

 

Q福島の免震棟は小さすぎた。作業員が床で寝ていたほど だ。それでもあって良かった。免震棟はどのレベルのものを計画しているのか。いつできるのか。

 

A福島事故は事実だが、(関電の原発は)水素爆発の起きる 可能性が低いというところで、安全審査を申請している。

 

Q免震棟の資料を出してほしい

 

Aホームページで見てほしい。

 

Qホームページがすべてなのか。資料を提出してほしい。

 

A核物質の防護でできない。言えない。

 

Q核物質の防護に該当するような施設を持つこと自体が問題 だ。

 

Q人間だけでなくすべての生物の生存にかかわる問題だ

 

時間切れでここまで。廃炉については全く触れる時間なし。特定秘密保護法を後ろ盾にしたような発言が見られた。