子どもたちの未来のために
NPO法人  使い捨て時代 を 考える会
更新 2017 .1. 20

 

 一言でいうと、「確かな本来の流通」「目で見、手で触れることが出来る流通」を目指しています。実際に言葉を交わし、田や畑で農作業を手伝った生産者の作物を食卓に挙げることにこそ確実さがあると私たちは確信しています。具体的な姿は安全農産供給センターのサイトをどうぞ見てみてください。1975年4月、使い捨て時代を考える会の会員が共同出資して立ち上げました。以来ほぼ40年、産者、消費者、流通の立場を超えて協同する努力を続けています。流通は、最近の傾向のようにアウトソーシングせず、ともに会員である専従が配送トラックで週一回供給するという形をとっています。

 また、安全農産農産供給センターは「有機農業」という言葉が今のように高付加価値をもつ「安全・安心な商品」と評価されるずっと以前、この言葉ができはじめたころから有機農業に取り組んでいます。京都近辺に40人ほどの米・野菜生産者がいます。ともに私たちの会の会員であり、まずなにより仲間です。日本有機農業研究会にも所属しており、全国の有機農業生産者ともネットワークを結んでいます。

生産者の姿

 まずは、2010年NANTAN秋祭り風景をクリックして見てみてください。人口2万人あまりの京都府南丹市園部町での会主催のイベントに全国各地からこれだけの生産者・加工業者が集まりました。これら生産者の作物が、食卓に並びます。生産者との距離は近く、野菜はまずもってスーパーで買う「商品」でなく、なにより「自然の恵みもの」だということを肌で実感することとなります。

 また、安全農産供給センターでは、さまざまに生産者との交流企画(産地見学、援農、農業教室)を行っています。

会生産地の土壌放射能分析

 2011年3月11日福島原発事故による影響について独自の調査を行っています(測定装置:キャンベラ社製 ゲルマニウム半導体検出器 GC3020 検出限界1.0ベクレル/㎏ 6か所)。結論から言うと、幸いなことに会生産者の農地はどこも福島原発事故の影響は見られませんでした

( 朝日新聞2012年9月12日号に記事として掲載される)

 しかし、一読奇異に感じられるかもしれませんが、数値が低いから安全だ、ということをいうためにこのような測定を行っているわけではありません。二度と不幸な事故が起きないように、「すべての原発を廃炉に!」と声を挙げ、生産者会員と共に農地を守り続けるための測定であるということは強調しておきたいと思います。

   2012年度、2013年度の、詳細な分析結果と分析

 食べ物の放射能を測るということ

            (2013年4月『果林』92号)

 【参考】農産品取扱いの方向性(1976年)